肌の透明感を出す方法

こんにちは!

ルノンキュルのりんごです。

 

スッピン見ていただくとちょっと伝わるかな。

私の肌は黄みが強く、マットな

血色の出にくい肌。

また普段

透明感を出すよう意識した

メイクもしていません。

 

透明感のあるブルーベースの方の肌は

とってもキレイで見とれちゃう。

でも私はそこ目指すタイプじゃないって

思ってます。

 

 

 

さて

メイクのアドバイスをする中で

美白とか透明感信仰が過剰、

しかも

間違って認識されていることが

すごく多いと感じます。

 

コンサルティングでは普段どおりの

メイクをして見せていただくんですが、

青みのチークやリップが

肌に透明感を与えると思ってるかた、

ファンデーションかと思うほど

広い面積にコンシーラーを塗るかた、

石膏のようにムラなく

パウダーで覆うかた。

多いですねー。

 

美白と透明感、

日本人は大好き。

だいたい「色白は七難隠す」って

断言しちゃってるもんな。

秋田とか北欧とかバルト三国の

色白美人好きだもんな。

 

全員が色白とか、痩せてるとか、

ある唯一の状態を目指すのって、

私からすると

青いカラコン入れようとか、

金髪にしようってのと同じくらい短絡的。

そんな単純にはいきません。

1.透明感とはそもそもなにか

 

肌の透明感て何かというと、

肌の表皮から真皮層までの

各層の反射率が高いことだと

私は考えます。

ひとつ奥の層から光が返ってくるのが

感じられる透過度。

各細胞に水分があって

各層の表面がなめらかに整ってる、

ってことです。

 

 

 

2.肌より白すぎるファンデはダメ

 

てことで、肌が白いってことと

透明感があるってことは

イコールなわけではありません。

 

これとは別にしても

シミやくすみをカバーするのに

私はよく言われる

「ファンデーションは

肌よりワントーン明るいものを選ぶ」

を私はあまりオススメしません。

好みはあれど、

ほとんどの人はこれやってると思います。

 

肌より暗い色である

シミやくすみを消したい場合

肌より明るい色で消すのは

かなり厚く塗らないと難しいですよね?

首と顔の色が違うのも

違和感があります。

 

肌と同じトーンを選ぶ、

これが一番簡単で自然だと思います。

 

  

 

 

3.表面の変化がないのはおかしい

 

お絵かきではないのです。

シミやくすみを隠したいからって

同じ色をべったり均一に塗っちゃうと

肌の厚み、血色、凹凸感

全部なくなっちゃって

とっても不自然。

 

透明感とナチュラルさを出すには

厚い薄い、

濃い薄いの

変化を作らないといけません。

 

ちょっと手間はかかりますけど、

ここ頑張りましょう。

私の肌でも

こうやって寒くて血色が出ると

少し透明感が感じられませんか?

(なんで市場で自撮りしたんだろう)


 4.青みのピンクが透明感を出すのではない

 

青みのピンクが肌に

透明感を出す。

なんでこのような説が

信じられてるかというと、

それは

原因と結果を逆に

捉えてるからなんですね。

 

「皮膚が薄くて血色が出やすい人肌には

青みのピンクがキレイに発色する場合が多い」

が正しい。

 

上の絵は肌とメイクの

青みと黄みを極端に表現しています。

色が混ざったときの

濁り具合を比較してください。

 

違う2色の原色絵の具を混ぜると

元の色よりも濁りますね。

似ている色同士よりも遠い色同士のほうが

一層濁ります。

 

この原理で考えると、

お肌にチークやリップの

ピンク色を乗せるとき、

肌の色みに近いピンクを乗せたほうが

濁りが出ずに澄んだ発色になります。

 

つまり肌に黄みが強い人は

黄みのピンクを、

肌に黄みの少ない人は

黄みの少ないピンクを乗せたほうが、

肌そのものも、

乗せるメイクの色も濁りなく見えます。

(黄みが少ないピンクを

対比で「青み」ピンクと言ってます)

 

これが肌の透明感に繋がるわけです。

 

同じリップを使っても

発色が人によって違うのは

こういう原理。

 

 

 

 

5.透明感は必要かどうか

 

お肌そのものは

透明感を保つようお手入れや

食事や睡眠に気を配るほうがいい。

でも

透明感がある方がいい、というのは

あくまでも自分の

コンディションレベルでの範疇です。

できるだけ

水分のある、整った肌を保つのがいい

ってことです。

 

万人に青い目や金髪が似合う

わけではないのと同じで、

全員にとって

透明感や美白がよいとは限りません。

 

ここをちゃんと意識してみてほしいのです。

 

4.で説明した

メイクと肌との色の対比にしても、

肌になじんむ澄んだ発色よりも、

コントラストが強く出る色や

濁った色のほうが

逆に魅力を引き立ててくれる

肌や目鼻立ちの人もいます。

 

極端に言うと、

肌色が濃く、皮膚が厚く、マットな肌質

の人が、透明感を求めると

逆に不自然なことになります。

それよりも「自分に合った」

肌の美しさの表現をするべきです。

 

ツヤツヤ、マット、はっきり、柔らか、

キラキラ、ふんわり、シャープ、ふっくら、

自分がキレイに見える

テクスチャーやイメージは

もっとトータルに導き出されるものです。

肌にかぎったことじゃなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

若い時には特にそうですが、

一つの状態が優れていて、

みんなそれを目指して頑張ります。

そこに自分がハマらないと

そりゃもうミジメなものです。

ヘタすると一生コンプレックスとして

引きずっちゃう。

 

でもそうじゃない。

自分の良さが出せる方法は

みんなと一緒ではないし、

どっちが優れてるってこともないのです。

 

 

 

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人との関係が変わる

右に倣わず自分に倣え

   りんご考

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