こんにちは!
ルノンキュルのコンサルタント、りんごです。
完全に出遅れました、このテーマ。
いやいやしかし、
今年のクールビズ期間は5月1日から10月31日までと
1カ月長くなっていますので、
残りの4ヶ月間是非ご活用ください。
さて職種や取引先や上司によって
クールビズのドレスコードはまちまち。
普通にスーツにネクタイしてる方が
何も考えなくていいから簡単です。
スーツの上着とネクタイ取りゃーいいんでしょ?
てな簡単なものではなく、
引き算だけでは間抜け感がでるのは確実。
そこをだらしなく見せないための
足し算の配慮が必要です。
そう!クールビズは難しいんです。
クールビズに於いてこそ
その人の常識、センスが試されるのです。
++シャツ襟は自立++
レギュラーカラーのカッターシャツは
タイドアップ前提で作られていますので、
ノータイで第一ボタンを開けると
ベローンと広がりますね。
これはいただけません。
襟が自立する形状、
襟にひとひねりあるタイプを選びましょう。
++色合いも涼しく++
シャツは見た目ので涼しさも大事。
白を基本に薄いパステルカラー、
中でも寒色が涼しげですので
ブルー、サックスのストライプなどは
何種類か揃えるといいですね。
おすすめはブルーストライプのクレリックシャツ。
白の清潔感とストライプのクールさ
両方を持ち合わせていますし、
何よりも間伸びしがちなノーネクタイの
襟元にアクセントを与えてくれます。
++カッターシャツに下着は着る?着ない?++
上着を着ないのですから、
カッターシャツは常に透けます。
さて、どうするか。
国際的な基準ではカッターシャツそのものが
下着の位置づけなので
さらに下着は着ないというのが
基本ルールではあります。
しかし日本の夏にそれはあまりにも
本人も周囲も不快すぎるので
地域限定ルールが特別に適用されていると
考えていいでしょう。
下着を着る際に気を付けたいことは
・襟元がVゾーンから出ない
・目立たない
・吸汗性が高い
の3点です。
となると、まずクルーネックTシャツは
襟が詰まっているので
第一ボタンを開けた時には見えますからダメです。
(ロゴ入りなんかはもってのほかです)
VあきかUあきが無難でしょう。
またランニングは脇の汗ジミが気になりますので
袖付きのほうがいいです。
一番のオススメは
「ステルスカラーシャツ」
ベージュやグレージュなどの肌色に近い色目なので
カッターを着るとほとんど分かりません。
ここ数年でビジネス用にずいぶん定着したようです。
一度お試し下さい。
++王道ジャケパン++
ノーネクタイでスーツを着るのも
スーツのジャケットを単品で着るのも
カッコよくありません。
ジャケットとパンツなら
カジュアルすぎず、
ネクタイありでもなしでもキマります。
まずはテッパン
ネイビージャケット×グレーパンツから。
この組み合わせは間違いない。
またネイビー以外の他のジャケットの場合でも
ジャケットとパンツに濃淡差、色差をつける、
これが組み合わせの基本です。
単品ジャケットはスーツの時より
さらにフィットしたサイズ選びを心がけてください。
ジャケパンのいいところ、
何と言っても
アンコン仕立てでジャケットが着れるってこと。
アンコンとはアンコンストラクテッド、
「構築的でない」という意味で、
裏地、芯地、肩パットなどがありません。
軽くて、涼しくて、コンパクト。
着ていて動きやすく、
移動中持ち歩くにもぴったりです。
そしてアンコンジャケットは
素材が綿や麻、
生地の織り方も
サッカー、コードレーン、鹿の子、ジャージーなど
動きやすさや涼しさの面で優れているものが
多く出ています。
ジャケットがこのように
カジュアルになってくればくるほど、
合わせるパンツもウールではなく
ノークリース(折り目がない)のものが
マッチします。
そうです、シャツ、ジャケット、パンツの
カジュアル度を合わせるのがポイントです。
++ベルト見られてます++
格段にベルトが目立つクールビズ。
穴が広がっている
(引退です)
使っているのが真ん中の穴じゃない
(痩せるか、ベルトをカットするか、どっちか)
ミョーに目立つバックル
(ロゴ、紋章などはちょっと・・・)
靴と色が違う
(基本です)
↑これらは要注意。
せっかくなのでベルトも夏仕様で
メッシュやストライプなどはいかかでしょう。
かなり涼しげな印象になります。
++ネクタイも涼しく++
クールビズで取り入れていただきたいネクタイ、
それはニットタイ。
シルクや麻で編まれた夏のニットタイは
持ち運ぶにもシワにならないし、
なにより見た目がメッシュなので涼しげです。
基本はソリッド(無地)ですが
ボーダー、ドットもあります。
ネイビージャケットにトリコロールの
ボーダーニットタイなんて
まさにマリンで素敵です。
織物のネクタイと比較して
幅が狭いので、ジャケットはそれに合わせて
襟の幅の狭いものが相性がいいですね。
サンダルと七分丈パンツで通勤できる私にとって
上記のクールビズでも十分窮屈です。
日本経済を支える
男性ビジネスマンには心から敬服します。
少しでも服選びを楽しむことで
気分だけでも爽快になっていただきたいのです。
そしてモテリーマンになるという
大きなオマケもついてくること間違いなし。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
涼しげでも汗かいてても働く男性はカッコいい!