こんにちは!
ルノンキュルのコンサルタント、りんごです。
さて前回の続き、
自分と相性の良くないアウター、
無駄なお買い物を繰り返さないために
相性のよくない理由と
攻略法を学びましょうということでした。
今回は真ん中と右のグループが
苦手な人へ、です。
真ん中のグループが苦手な人は
体つきや顔がカッコイイイメージの人。
つまり、筋肉質、骨が太い、
肩幅と比較して骨盤が小さい、
関節や手足が大きい、などの
ボーイッシュさん。
あるいはフォーマルよりもラフさやワイルドさが
勝っているカジュアルさん。
私は↑一番近いのがこの
ボーイッシュでカジュアルさんです。
さて、どうやって着ましょうか・・・?
++対策++
ノーカラージャケットやツインニットの良さは
コンパクトなシルエットと上品さ。
そこを自分に寄せて行きますよ。
まず、骨格タイプがストレート、
つまり筋肉質な場合は
おとなしく女性らしくまとめないで
どこかカッコよさを出してください。
・ジャケットのインナーをシャツにして
襟やカフスを出す
(襟を立てるとなお良しですね)
・腰周りがタイトなスカートや
パンツを合わせる
・トップスインする
・色合いを辛めにする
これでオンナオンナせずカッコよく
着こなすことができます。
くれぐれもとろみブラウスとかふんわりスカートは
合わせないでくださいね。
次に、骨格タイプがナチュラル、
つまり骨のしっかりした人が気をつける
ポイントは3つ。
1.デコルテがそのままだと間延びするので
ひと工夫すること。
2.着崩した感じにすること。
3.そしてトップスの方がボトムスよりも
大きく見えるシルエットを心がけます。
・ジャケットより丈の長いインナーを合わせる
・ストールや大ぶりのネックレスで
デコルテのボリューム感を出す
・襟がVやUあき、ラインが入っているなど
アクセントのあるものを選ぶ
・ジャケットやカーデの前を留めない
あるいは袖を通さない
これがコツです。
もちろんジャケットやカーデが
ロング丈ならもっと着やすくなりますよね。
ボトムスはコンパクトがいいですが、
タイトスカートはそれほど
お得意ではないかもしれないので、
クロップトパンツあたりでいかがでしょう。
そして最後に体つきではなく、
お顔立ちが辛めだったり、
顔の輪郭が面長や骨ばっているボーイッシュさん、
襟もとにシャープな印象が加わるだけで
ずいぶんなじみます。
上の襟出し、カーデ羽織りなども
シャープになりますね。
オススメはライン、アーガイル、
ボーダー、Vネックなど
カドや硬さのある形を使って
スポーティさやシャープさを差す方法。
プレッピーさがトレンディでいい感じでしょ?
ただしネックラインや柄によっては
顔の輪郭の特徴が強調されることもありますので、
そこはご注意くださいね。
では次に右のグループが苦手な人
いってみましょう。
右のグループが苦手ってことは
ずるっと長いラインが似合わないってことです。
小柄だったり、グラマーだったり、
骨格タイプがウェーブと呼ばれる
女性らしいタイプのフェミニンさん、
あるいはキチンと構築的な作りの服が似合う
フォーマルさん、
この人たちが着るとだらしなく見えたり、
おばさんくさくなっちゃいます。
++対策++
これはもう
メリハリをつける、
シルエットを小さくする、
この2つに限ります。
ダッフルはショートダッフルがオススメ。
フード、トグルボタンの良さはそのまま、
シルエットはコンパクトに。
それだけで、キュートになる。
ジャケットに近くなるのでフォーマルさが出る。
腰周りを出すのでメリハリが出る。
小柄な体型ともバランスがいい。
ね?ずいぶん違うでしょう?
そしてロングカーデ、
これは長いってことが前提なので、
メリハリ要素を入れましょう。
ウエストをマークするのが一番です。
羽織った上から持っているベルトをするのもいいし、
前を留めてワンピース風にするのもいいでしょう。
フェミニンさんはもこもこや
ふわふわニットも雰囲気にぴったりです。
フェミニンさん、フォーマルさんには
ロングガーデに限った事ではなく、
ウエストメリハリのないものは苦手です。
このタイプの人たちには
サックワンピやチュニックは決して
着やせも垢抜けもしませんからご注意を。
ウエストマークなしでひらりと着こなす時でも
下に着るものはゆったりしたものではなく
どこかが体に添うものや
コンパクトなものにしてくださいね。
さて、今年のアウターは手堅く似合うものにするか、
アイツにチャレンジするか
どっちにしますか?
パーソナルスタイリングを受けた人の傾向としては、
似合わないとわかったものを断捨離をしたり、
似合うものを追加投入する、
まぁこれは普通です。
自分にグッとフォーカスしてる証拠ですから。
でも人によってはこの通過点過ぎてしばらくすると
視野が広がってきて、ドンズバ以外の
いろんなアイテムが気になってきます。
生活のスタイルや職業、交友関係が
変わるにつれて着たいものが
変わってきたりもします。
その時にもこういう対策がわかってると
ちゃんとシフトもできるわけ。
一番似合うものを知って
そればかりを着続けるのも結構。
たまには違うものも楽しむのも結構。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
もう一度言いますよ、全部似合う人はどこにもいないのです。