キムタク、オタク、チェックは奥が深い

こんにちは!ルノンキュルのりんごです。

 

男性のファッションを語るとき

真っ二つに分かれる意見。

それは

チェックシャツが

「万能で好感度高い必須アイテム」

あるいは

「オタクっぽくてダサい」

 

どっちだと思いますか?

 

このどっちかだけたまたま読んじゃって、

一生こうだと思い込んで生きてく人が

何人もいるんだろうなと思います。

 

こんなに簡単にいきません。

万人にひとくくりの

「カッコいい」「ダサい」はないのです。

 

正解は一つ。

 

「似合うチェックならカッコいい、

似合ってないならダサい」

これに尽きます。

 

ユニクロのシャツ売り場、

山程あるチェックの中から、

自分に合ったチェックを選べますか?

 

 

 

選ぶ際のポイントは大きく3つ

1.色み、色数、色同士のコントラスト

2.規則正しさとランダムさ

3.大きさ

 

 

チェックシャツだけに限らず、

パンツや女性のワンピースも

考え方は同じですので

是非覚えておいてくださいね。

++色++

 

基本はパーソナルカラーを参考に。

 

細かく一色一色を見るよりは、

ざっくりと全体的に

温かみ ⇔ 涼しさ、

淡さ ⇔ 濃さ、

これが自分に似合うかどうか

見ればいいでしょう。

  

 

 

 

++色数++

 

柄ものの場合、

「色数」も重要な問題。

 

チェックは基本的に

使われている色数が少ないと

柄全体のイメージとしては

「すっきり」または「くっきり」すると

考えてください。

 

すっきり、くっきりが似合う人には

ギンガムチェックやバッファローチェック、

ウィンドウペンチェックのような

色数の少ないものがいいです。

 

数多くの色が折り重なることで

独特の「深み」「ニュアンス」が出る、

そっちが似合う人もいます。

「深み」「ニュアンス」の人は

タータンチェックやマドラスチェックなど

色数の多いチェックがいいでしょう。

 

ご自分が「すっきり」「くっきり」タイプか、

「深み」「ニュアンス」タイプか、

そこを見極めてください。

 

パーソナルカラーで言うと

スプリング・・・すっきりまたはくっきり

オータム・・・深み

サマー・・・すっきりまたはニュアンス

ウィンター・・・くっきり

 

 

 

++コントラスト++

 

使われている色同士の対比です。

 

色の濃さや色味の対比が

はっきりと見えるチェックは

コントラストが強い。

色同士の対比が少なかったり、

細かい柄は

コントラストが少ない。

 

コントラストが強い場合は

上記の「くっきり」に

コントラストが弱い場合は

「すっきり」「ニュアンス」「深み」の

いずれかになります。 

++規則正しさとランダムさ++

 

柄の一つのピッチ(繰り返し)の

規則性を考えます。

規則正しいものはフォーマル、

ランダムなものはカジュアルさが

増します。

 

規則性がシンプルでピッチが短めの、

例えばギンガムチェック、千鳥格子や

アーガイルなどは

きちんとフォーマル。

不規則で一つのピッチに

多くのパターンが含まれる、

例えばタータンやマドラスなどは、

自由でカジュアルな

イメージになります。

(これはあくまでも

比較上の問題です)

 

自分のイメージが

フォーマルかカジュアルか、

多くの人は意識していませんけど

ファッションにおいては

はずせない重要ポイントです。

 

骨格タイプで言うと、基本、

フォーマルが得意なのはSTRAIT。

カジュアルが得意なのはNATURAL。

WAVEは基本フォーマルですが、

カジュアルがOKな人もいます。

 

そしてここにも

顔立ちと体の大きさの

繊細さと大胆さが関わってきます。

 

 

 

 

 

++大きさ++

 

チェックのひとつのピッチの大きさ、

これも顔立ちと体の大きさの

繊細さと大胆さに合ってないと

「理由はわからないけどなんかヘン」

な感じになっちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

木村拓哉さん演じるHEROの

久利生公平。

アメカジチェックシャツを

デニムに合わせて羽織る感じ。

オータムでNATURALの

濃さとワイルドさがあってこそです。

さり気なくて簡単そうに見えますが

あのシャツなら誰でも簡単に

カッコよくなるわけではない。

 

同じシャツでも

例えばサマーでWAVEの

羽生結弦さんが着ちゃうと、

優しく爽やかで端正なイメージには

全くそぐいません。

一気にオタクっぽくなってしまいます。

 

これはシャツそのものが

オタクっぽいのではなく、

「似合わない」ってことが

そっちに持って行っちゃうだけです。

 

羽生さんには

サックスブルーのタッターソールとか

グレーのアーガイルを

ボタンを留めて着るほうが

ずっとイメージに近くて好印象。

 

 

 

 

そしてもう一つ大事なのは、

チェックという柄は歴史が長い分、

ファッションイメージやブランドとの

つながりが強いのです。

 

タータンチェックは

トラッドにもパンクにも持っていけます。

千鳥格子は

ダンディにもフェミニンにも

モッズにもこなせます。

アーガイルはもともとがアイビーなので

若々しい。

 

もしチェックのシャツが

もっさりして似合わないなら、

「チェックはオールマイティ」と

髪型もベルトも靴も気にせず

ただジーンズにちゃちゃっと合わせてるだけ

だからからかもしれません。

 

 

 

 

ちょっとめんどくさくなりましたね?笑

そうです。

おしゃれってちょっとめんどくさいのです。

 

だからこそ楽しい。

 

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人との関係が変わる

実はチェック苦手でこのパンツしか持ってませんでした汗

   りんご考

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