こんにちは!
ルノンキュルのコンサルタント、りんごです。
大事な商談、顔合わせ、プレゼンを
控えたビジネスマンが
資料準備や段取り、心構えなしに
当日を迎えるということはもちろんないでしょう。
その最後の仕上げとして
自分自身の準備、
これも是非抜かりなく。
なぜなら
あなたの第一印象は
口を開く前に
資料を見せる前に
早々と決まってしまうからです。
第一印象は3秒で決まる
これはコミニュケーションの通説です。
ただし、女性が主体の好き嫌いのジャッジは
これよりさらに早いです。
男性に対して良くない印象を抱くのには
2秒かからないと言われています。
なんとも怖いことですね。
2・3秒でそのあとの本題の行方まで
左右されてしまうかもしれないなんて。
でも逆に考えると、
らくらく自分の土俵に相手を連れてこれる
そういう力を持っているのも第一印象の力です。
イメージコンサルティングとは
何ぞやという説明をするとき、
よく引き合いに出されるのが
1960年のアメリカ大統領選です。
それまでは選挙はラジオがアピールの場でしたが、
一般家庭にモノクロテレビ普及率が
90%になった1960年、
ここでケネディはディベートの内容だけではなく、
ノンバーバルイメージ = 視覚情報が
今まで以上に重要になると考え、
外見力を徹底する作戦に出て、
見事ニクソンに勝利したのです。
彼はイメージコンサルタントを雇用することで
着るもの、ヘアメイクを戦略的に打ち立てていきました。
決断力があり、力強いイメージを前面に出すという
作戦が功を奏して国民の心を掴みました。
とさ。
と、こういうイントロから
だからイメージコンサルティングとは
パーソナルカラーとは
ビジネスに活かせるいいものなんですよ、
っていう話になるわけです。
勝負のときにはいわゆるパワータイ、という
論拠にもなってくるわけですね。
でも、このくだりで私がいつも伝え足りないと思う
一番大事なこと、
それは、
パワー勝負で勝ったから大統領選に勝った、
という単純なお話ではなくて、
パワフルさというひとつの武器が
ケネディ自身の元々の持ち味と一致していたから
最大の戦力になった
ということです。
パワータイつけてりゃ勝てるってだけなら
ケネディ以降は個人コンサルタントなど
必要なくなりますから。
大事なのは自分だけの戦略を
ちゃんと知るってこと。
雑誌に載ってるパワータイではなく
あなたに寄り添ってくれるネクタイを見つけること。
ありがちな「落ち着く」とか「好き」基準から
一旦離れることも必要ですね。
特に男性、
自分の持ち味、ウリをあまりご存知ない。
こうあるべきだという思い込みや、
欠点・短所・コンプレックスは
強くお持ちでいらっしゃいますが、
美点については客観的に見られていない人が
ほとんどで、もったいなく思うのです。
しなやかな柔和さが持ち味の方は
ガチンコパワー勝負に出るよりも
知性や落ち着きを演出したほうが効果的です。
逆に精悍な容姿の方が
女性寄りの優しい接客をしたら、どうですか?
なんともチグハグな結果にになりますね。
戦略の使い分けをする場合であっても
あくまでも自分の守備範囲内でなければ
逆効果になってしまいます。
売上を立てる
交渉する
好意を持ってもらう
最終目的が一つでも
アプローチの仕方は様々です。
それぞれの個性にあった
方法というのが大事です。
同じ、マントを取るという目的でも
太陽と北風では手段が違うのです。
ブログやSNSをやっていて感じるのですが、
自分がいいと思っている写真と
周りの評価の高い写真は全然違うものです。
お気に入りの写真、
SNSでプロフィール用アイコンにしている写真、
これは見せたい自分。
周囲が客観的に評価するあなたの魅力は
ちょっと違うところにある。
これは往々にしてあることです。
自分自身を真っ直ぐ見つめるのは
誰でも結構難しい。
いろんな心理的バイヤスがかかりますからね。
あなたもやってみてください、
周囲の人にあなたの
ベストショットを選んでもらうこと。
自分では気づいてない「ウリ」が発見できて、
ビジネスにも有利になるかもしれません。
写真ですらこうですから、
自分を仕事で見せていくとなると
簡単には参りません。
でもね、
あなたの売りたい商品と同様に、
あなた自身を見極めて適切に演出することも
ビジネススキルなのですよ。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
戦略は真っ直ぐに見てくれる人と一緒に立てましょう。