こういう男性はモテない

こんにちは!ルノンキュルのりんごです。

 

今日はファッションとは関係なく

おまけに長いです。

 

いい人だし、見た目も悪くないのに

なぜか

パートナーができない、

女性に一目置かれない。

そうおっしゃる男性とお会いして

よく感じることがあります。

 

ご本人的には

カッコ良くない、

お金がない、

着るもののセンスがない、

そもそも出会いがない。

いろいろ分析はされていますが、

大概それらは女性とうまく行かない

根本的な理由ではない。

多くの男性に自覚がなく、

周りが指摘しないことがあります。

 

女性が「こんな男性は苦痛」と感じていて、

男性はあまり気がついていないこと

それは

「コミュニケーション能力の低さ」です。

 

男女はそもそも考え方も適正も違うので、

どちらが正しいとか優れていると

言いたいのではありません。

ですから「能力の低さ」というよりは

「違い」と書くべきなのでしょうが、

女性から見るとイラッとする、

うんざりする、

そういう点を上から目線で敢えて

「低い」と言わせていただいております。

 

*****

 

女性は育児をするうえで、

表情や、声のトーンなどから

相手の気持ちや体調や性格を読み取る

能力に長けています。

逆も然りで、

自分が人からどう見られているかが

割と客観的にわかります。

 

また、井戸端会議、長電話など、

誰かに喜怒哀楽を投影することで、

感情を整理したり、

共感してもらったり、

励まされることが、

女性にとっては重要な作業なのです。

(裏を返すと、女性の話には

要点を得ない、

話題がコロコロ変わる、

絵文字が多い、

など論理的でないことがよくある)

 

一方男性は、

猟や戦や出世に於いて

目的達成が重要で、

その過程や、達成にまつわる

人間関係やコミュニケーションは

あくまでもツールの一部にすぎません。

つまり人間関係そのものや

自分が他人にどう思われているかに関心が低く、

コミュニケーション能力は

あまり必要としない。

なんなら必要事項は箇条書きや単語で

事足りますしね。

 

ましてや女性にはある

「行間を読む」

「期待される反応をする」

「嘘を見破る」

などのハイレベルな技能は

備わっていません。

 

これらが男女の間に横たわる

深~い溝の原点です。

 

女性は恋愛においてももちろん、

というか恋愛においてこそ特に、

感情のキャッチボールになる

コミュニケーションを求めます。

しかし男性は

必要を感じない、

やりかたがわからない、

独りよがりになりがちです。

(逆に男性は女性に対して、

用件だけ手短に話して

あとはほっといてほしいと

思ってるわけですね)

 

相手の女性があなたの顔や諸条件に

盲目に惚れ込んでいない限り、

 「話していて楽しい」ことは

絶対条件です。

(後述しますが、「話がおもしろい」ことと

混同している男性が多いけど別物)

逆に言えば、これさえできてれば

大概好かれると言っても

過言ではありません。

 

「今日のデートは盛り上がった!」

本当にそうでしょうか?

本当は

あなた一人が楽しかっただけで、

相手の女性が上手に話を合わせてくれた

だけなのかもしれませんよ。

 

*****

 

この記事を書くきっかけになったのは

ある男性の婚活・恋活のための

イメージコンサルティングでした。

その方は「自分は女性と会話したり、

気持ちを汲み取るのが苦手」と自覚があり、

外見のことと併せて、

コミュニケーションで思うところを

指摘してほしいとのご要望でした。

 

私はその方の

謙虚さと気遣いに

感動さえ覚えたのでした。

自覚がない人より、

あなたはずっと素晴らしい!!

 

女性とうまく行かないという男性に

だれにも指摘されないまま

「疲れるおじさん」になっていないか、

考えてみていただきたいのです。

 

***** 

 

 

「男性の疲れるコミュニケーション」

①距離感覚がズレてる

②I My Meの押し売り

③自分の価値を語るほど価値が下がる

④女はそんな返事は求めてない

⑤根底に劣等感

 

 

 

①距離感覚がズレてる

 

初対面の人にはそんなに、

馴れ馴れしくしたり

厚かましいってことは

まずあまりありません。

相手と仲良くなったり

相手が優しくしてくれると、

自分が楽しい = 相手も楽しい

自分が好き = 相手も好き

という勘違いに陥るのが

男性に多いパターンです。

親しくなってからのほうが、

相手との距離に気を遣う

必要がありますよ。

 

マメな男性に多い気がします。

かまってちゃん、

馴れ馴れしい、

お願い事が多い、

ズバズバ意見してくる、

LINEやチャットが頻繁または終わらない、

などは、本当は女性は

「そこまで親しくも好きでもないのにな」と

当惑しているかもしれません。

 

メダルを噛んじゃうなんてのは、

本人からしたら

親しみと喜びからの自然な行動

なんでしょうけど、

お父さんみたいな気分に

なっちゃったんでしょうけど・・・

距離感覚ズレてます。

さらに距離感覚が完全に麻痺してしまうと、

セクハラ、ストーカーに進行するんでしょうね。

 

稀に馴れ馴れしいのが許される、

特異キャラが存在するのも事実ですが、

自分はまずそれではないと

戒めておくほうが安全です。

 

 

 

②I My Meの押し売り

 

結構いるんです。

こちらは興味ないのに、

自分と自分にまつわることを

一方的に詳細に延々と

説明をしてくださる人が。

 

話の流れでそうなったとか、

相手が興味を持って聞いてるなら

問題ないんですよ。

相手の興味や話の流れと関係なく

自分が聞いてほしい話題ばかりを

話す人がいます。

 

こうなると会話ではなく、

ジャイアンのリサイタル状態。

 

自分のこと知ってもらうのは

気持ちいいことです。

でも、だれにでも等しく、

大事な家族や、

頑張っている仕事や、

苦しい過去や、

楽しい趣味は持ってます。

たぶんあなたの周囲だけが特別

面白いわけでも悲壮なわけでもないので、

I My Me話が好きって人は

自分が喋ってて調子よくなってきたら要注意。

相手が白けていないか

相手も自分のことを話したがっていないか、

顔や反応や空気をちゃんと見てくださいね。

(できないとは思うけど頑張って)

 

 

 

 

③自分の価値を語るほど価値が下がる

 

仲良くなりたい相手に

気を引きたい、

尊敬されたい、

そういう気持ちはだれしもあります。

 

男性は特にホルモンの関係で

わかりやすくマウントを

取りたくなっちゃうものです。

仕事自慢、モテ自慢、

家族自慢、持ち物自慢

ワル自慢。

 

自慢のみならず、

自分と仲良くすれば

仕事をあげられる、

美味しいお店をたくさん知ってる、

こんなすごい知り合いがいる。

等々のメリットで釣ろうとする人も

よくいます。

 

薄っぺらいしカッコ悪い。

会話をSNSのタイムラインとか

広告と勘違いしてはいけません。

  

相手の女性は内心うんざりしても、

気まずくならないように、

「すごーい」

「私も行きたーい」

などと合わせてくれるでしょう。

そしてさらに自慢がエスカレート。

よくある展開です。

 

おねえさんのいる飲み屋などでは

お金払って機嫌よく喋ってくれる

楽なお客さんなので

そういう場所でどうぞ。

 

好きになってほしければ、

人間性で勝負してくださいね。

本人の口から語られる、

属性や評価に惹かれて

好きになってくれる人とは

どうせ長続きしません。

 

 

 

 

④女はそんな返事は求めてない

 

先ほども書きましたが、

「楽しい会話ができる」と

「話が面白い」は全く別。

無口な人とでも

楽しい会話は成り立ちます。

それは、

自分の気持ちを受け止めて

もらえる相手のときです。

 

残念な会話の例

 

「ワクチン打って熱が出てるの」

「俺の場合は節々痛かったけど熱は出なかったな」

↑ 相手が心配してほしい、

心細いと思っているのに、

想像力と配慮が働いてない。

そこをスルーして自分の体験談

 

「昨日寝坊して遅刻しちゃった」

「アラーム設定をスヌーズにしたらいいよ」

↑ 同じく、まず問題解決法は求められていない。

 

「1週間くらい部屋の掃除しなくても

 死なないよねー」

「アレルギーがひどくなるから

 絶対しないとヤバいよ」

↑ 正論で真向否定

 

2回目からは

女性はもう話してくれないでしょう。

女性はまず最初に、

話の裏にある

嬉しい、悲しい、驚き、面白い、

など気持ちを汲み取って

受け入れてほしいのです。

 

ええ、

はっきり言ってめんどくさいです。

めんどくさくてできないって人は、

とりあえず「相づち」打っとけばいいのです。

 

「あー、やらかしちゃったね」

「へー、そんなことあるんだ」

「それは辛いよなー」

「すごい、よかったね」

「面白いね、それでどうだった?」

こんな手抜きみたいな

誰でも返せるような返しが

実は一番大事。

 

この優しいワンクッションがあると

女性は心地よくなって、

そのあとの体験談や解決法や反論を

素直に聞こうという気持ちになります。

 

傾聴する上で重要になる

「受容」と「共感」です。

この人は私のことを思ってくれてる。

私の気持ちに寄り添ってくれてる。

そう感じられる相手に

女性は心を開くのです。

 

でも簡単なようで

できない男性が多いんですよね。

  

めちゃめちゃ面白い話、

ためになる話、

お悩み解決、

をしてあげて女性を楽しませてあげよう!

こんなすかたんなサービス精神の前に、

まずは聞く力をつけましょう。

 

 

 

 

根底に劣等感

 

一見②と似ています。

得意な話題や自分のことは話すけど、  

自分の知らない話題や苦手な分野には

無関心を貫く

相手の話に感心・共感しない。

 

こういう男性は一見、自信家に見えて、

実は劣等感が強く

本当は人に否定されたり

見下されるのが怖い、

人見知りな人なんだろうなーと

思ってしまいます。

 

人と気持ちで介することができないので、

話のネタや知識で勝負しようと

しているんですね。

自然体で人間関係を楽しめないでしょう。

 

コミュニケーション力の前に

自分への愛情と

他人への関心の欠落とでも言いましょうか。

寂しいですね。

 

*****

 

好かれなくて

平気な人はいません。

モテたい、パートナーが欲しい、

家族に大事にされたい、

それは男も女も当たり前。

 

それなら、

価値がある存在よりも、

一緒にいて気持ちのいい

存在であるほうが

大事ではないかと思います。

 

コミュニケーション力は能力なので、

努力でどうにでもなるものではないですが、

最低限

男と女は違う生き物だということを念頭に、

相手に歩み寄ることで、

ずいぶんと違ってくると思います。

 

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人との関係が変わる

違いを知ることが思いやりの基本です 

   りんご考

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