マスクを外すとブス

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

年明けいきなりですが、問題です。

顔の中で印象のカギを最も握っている箇所は

どこでしょうか?

 

ちなみに

「整形したいパーツランキング」では

一位が目、二位が鼻、三位が輪郭だそうですが・・・

案外、カギを握っているのは目ではありません。

 

答えは「口(元)」

 

理由は後述しますが、

 マスクを外したらがっかり、

という経験は多くありませんか?

 

逆に、マスクを外したら美人だった、

案外イケメンでびっくりした、

なんてことはほとんど経験がないはずです。

それだけ、口元は顔の印象を

「良くないほうに」変えてしまう

決定打なんです。

 

芸能人と一般人の

決定的な違いは目でも体形でもなく

口元です。

 

よっぽど不細工キャラで売ってる人でない限り、

芸能人は口元が整っています。

必ず歯の矯正はしていますしね。

つまり顔の下半身が整うと、

偏差値は格段にアップします。

でも一般人には限界がありますよね。

 

 

 

 

①口元はメイクでごまかせない

 

目はメイクでどうにでも美しくできます。

でも口元はメイクではごまかせません。

ざわちんさんを見ればよくわかりますね。

 

あと、目元は幼少時から、

形状も占める面積もそれほど変わらないんですが、

口元はどんどん変化します。

 

口元には減点要素、不快感を与える要素が多く、

口角、歯、歯茎、ほうれい線、

ブルドッグライン、鼻の下、

オトガイ、二重あご、

これらに下品さ、老化、だらしなさ、貧乏くささが

出てしまうのですが、

メイクではどうにもできません。

 

できるのは、

口角を上げて鼻の下を短くする、

シワ対策、

マッサージで二重あご対策、

歯のホワイトニング、

そのくらいです。

 

 

 

②セクシーさは口が担当している

 

ファッションやヘアメイクを考えるとき、

陽のタイプか陰のタイプか、

知的なタイプか性的なタイプかが

大事になります。

それによって着るものだけでなく、

唇と目のどちらのメイクに重点を置くかと、

眉のラインが決まります。

 

口は機能的に性器に近いので、

目より口元の印象が強いと

性的、あるいは生命力の強い顔になります。

逆に口より目の印象が強いと、

知的な印象になります。

 

マスクをしているときは

目しか見えていません。

つまり対比で知的要素が勝っています。

そこでマスクを外すと、

口(性的な要素)がプラスされるので、

うまくいけばセクシーまたは生き生き、

そうでない場合は下品な印象になります。

 

ところがこの「うまくいく」というのは、

なかなか難しいのです。

 

うまくいくのはその人の本来のタイプに

合致している場合ですが、

日本人には性的なタイプな顔が少ないこと。

 

そしてある程度口元が整っていないと

「下品さ」のほうが勝ってしまうのですが、

口角、歯、歯茎、ほうれい線、

鼻から口までの距離、唇の厚み、

横から見た顎から首にかけてのライン、

これらのみならず、

あご全体と輪郭が加わるため、

審査項目が多すぎて、

おのずとハードルが高くなることが理由です。

 

 

 

③メイクではごまかせないが、努力で変えられる

 

口元はメイクでどうにもならない、

不快感を与えやすいという

絶望的なお話でしたが、

その反面、

自分の意識と努力でしか

どうにもならない部分でもあります。

 

整えることは整形手術でしかできませんが、

欠点を魅力にすること、

印象を良くすることはできます。

 

歯並びが悪い、

笑うと歯茎が出る、

唇が厚い(または薄い)、

口元のシワ、

そういう欠点と思われる箇所が

他人から見るとチャーミングな人は多くいますよね。

 

目も合わせないし笑わない整った人より、

欠点を気にせず口角を上げて

楽しそうにしているファニーフェイスのほうが

ずっと魅力的です。

 

口元がなぜ顔のカギを握っているかは、

先天的なものだけでなく、

後天的な努力、性格、美意識などが

表れる箇所でもあるから、

一朝一夕に取り繕うことができないから

なのだと思います。

 

意識する→努力する→自信を持つ

この工程でしか後天的な美人要素は増やせません。

特に年取るとともに放っておくと、

美人要素は減ることはあっても

増えることはまずない。

 

努力して自分なりの美人を増やせた人は

何よりもチャーミングです。

 

*****

 

 

この先、コロナ禍が去ったとしても

マスクを外せない、外したくない人が

増えることは予想されます。

マスクはそれだけ、

コンプレックスを隠して、自分を守ってくれる

砦になってしまいました。

 

自分の口元に

自信もなければ努力もしない。

私はちょっと寂しいし、

自分の容姿に対する責任を放棄することに

危機感を覚えます。

 

自分の容姿に満足な人は絶対いません。

パーツに自信がなくても、

それ以外のいいところをたくさん認め、

良くできる最大の努力はして、

トータルで「自分らしくてええやん」と思える。

それが理想の容姿だと思っています。

 

 

 

さて、

私がいつもおすすめしている

「レジ菩薩」やっていただいてますか?

 

レジで並んでいる間の暇な時間、

最大限に口角を上げて、

お釣りを受け取るときはいつもの

3倍くらいの笑顔で「ありがとう」を言う。

普段どれだけ表情筋を使わず、

ブスッとしているかがよくわかると思います。

 

意識して努力して、

ためらうことなくマスクを外せる日を

待ちましょう!

 

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人との関係が変わる

マスク外すと「気持ちのブス」にはならぬよう

   りんご考

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