こんにちは!
ルノンキュルのコンサルタント、りんごです。
私にはかなり珍しいことなのですが、
この秋冬もの衣料を購入していません。
マーケティングリサーチはいつもどおり
してましたけど、コートはもちろん、
ユニクロのニット1枚たりとも買わず。
旅行に向けて節約してたってだけなんですが、
自分のワードローブに
トレンドや心躍るものを
新規参入させない、
そういう期間があるのは
予想外の発見がありました。
おのずと毎日
見慣れた手持ちのものだけから
コーディネートを考えざるを得ない。
おしゃれ女子、お買い物大好き女子には
想像できると思いますが
これを1シーズン続けることは
かなり退屈です。
(男性にはご理解頂けないかもしれませんけど)
そういう言わば
低酸素トレーニング的環境下で
自分の持ち物と向き合うことで
アタマじゃわかっていたけど実感したこと
1.似合わない割に何度も買ってしまうもの
2.価格と生存率は比例しない
3.「いつか着るかも」のいつかは来ない
4.今までにない組み合わせや小物で
雰囲気を変えて着ることはありそうでない
5.着なかったら部屋着にしたらいい?
++似合わない割に何度も買ってしまうもの++
これはだれにでもあります。
私の場合はグレーのニット、
Vネック、
ふんわりスカート、
そのへんは教科書的に言うと
私にはブッブー、です。
わかってます。
でも私の場合、
これはココロが求める
「ウキウキ着」というれっきとしたジャンル。
自分のために着てあげるのです。
ただし似合わない要因について
ちゃんと対策を講じてからね。
でも
もしあなたのよく買っちゃうのが、
「ウキウキ着」じゃなく
無難と思ってつい買っちゃうだけの
「無難着」なら、もうこれ以上はいりませんよ。
++価格と生存率は比例しない++
私の物持ちは長いです。
価格や品質と持ちの長さは
関係ありません。
もひとついうと
価格と品質も比例してるとは
限りませんけどね。
なんでしょか。
体へのちょっとしたフィット具合とか、
家でケアできるとか、
どれにでも合わせやすいとか、
単純に好きとか、
使ってみないとわからない
自分との相性の良さですね。
人もモノも一緒だわ。
++「いつか着るかも」のいつかは来ない++
これは上の価格と使用頻度の割合で
モトが取れてないときに
自分に言い聞かせる言い訳です。
まず幻想です。
たぶんこの先も着ません。
着てもいいけど
気分爽快にはなりません。
わかってないかもしれないけど
ちゃんと着ないだけの根拠があるからです。
コンサルを受けて根拠がわかれば
びっくりするくらい
執着はなくなります。
着こなし方が広がるってことも
もしかしたらありうる話ではありますが。
タンスの肥やし持ってお越し下さい。
++今までにない着こなし++
長いこと疑問なんですが、
ファッション誌に載ってる
「2週間ぐるぐる着回し術」的なやつ、
あれ一般ピープルが本当に活用してるんでしょうか?
小物や組み合わせで雰囲気変えて着るって
やってみることはできるけど
そこまで万能になんでも似合う
顔や体の人は滅多にいません。
しかもメイクとか
着ていくシチュエーションも
そんなにバリエーションないのが
普通じゃないのかなぁ。
モデルさんでさえも
雑誌というフレームに収まってても
似合ってないやつは似合ってないですもん。
いろいろ着まわせそうだから買っとく、
これは案外無駄なお買い物ってことが多いです。
それよかは
自分のお得意をしっかり押さえておく、
この方がずっとお買い得。
++着なかったら部屋着++
部屋着だらけ、
着ないで人にあげてばっかりって人、
いますね。
安いからって買うことでストレス発散しても
結局ストレスになってなきゃいいけど。
外見力を最大限活用するお手伝い、
それが私の仕事です。
しかし
外見力の大切さをアピールする一方で
矛盾する気持ちがいつもあります。
おしゃれして気分をアゲる、
お買い物でストレス発散、
ぱっと見をグレードアップ、
シミやシワを誤魔化す、
そういうの全部
実はセコイ魂胆、
ってどこかで思ってます。
おしゃれごときに振り回されない
確固とした
自分軸と自分眼が
ちゃんとあればいいのに!
でもダメなの。
凡人だから。
せめて
ココロや実態とカッコが
すごーくかけ離れないように、
ハリボテファッションバカに
ならないように、
自分らしく丁寧に楽しみたい、
そう思います。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
さて、春は何か買おうかな